災害対策のポイントは、社内の合意形成です
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災害、特に地震対策の必要に迫られて検討を進めてはいても、思うように議論が進まないというケースはよくあります。地震に備える必要性は社内の誰もが認めるところで反対意見は出なくても、いざ検討を進めると、さまざまな意見や疑問が湧き出て方向性がまとまりません。
対策には膨大な費用が必要ですが、そのコストに見合った効果が見えてこないことが原因かもしれません。また経営層への説明には多くの時間を費やすものです。
私たちは社内合意形成のためにシミュレーションの活用をご提案します。
地震対策の重要性は誰もが認めるものの、いざ検討すると意見がまとまらない…
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どんな地震に備えたら良いのか ?
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シミュレーション技術を上手に使えば、工場建物や建物内の設備にどのような対策が効果的かなどを具体的に検討することができます。ただし、どういった地震をターゲットにすべきで、どのような揺れの強さを考えておくべきかということが正しく把握できていなければ、そこから先の話をいくら細かく検討したとしても得られる結果は間違ったものになってしまいます。
私たちは、「地震環境調査」で備えるべき地震を検討・ご提案することができます。

何を優先させるべきか?
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例えば、同じ工場敷地内にたくさんある建物の中でも、地震による被害の様相はそれぞれ異なります。また、建物の中にある設備の地震対策が急務なこともあるでしょう。漠然とした想定からは事前対策の優先度の判断は下せません。

どこまで予算をかけたらいいのか
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万全の対策を行おうとすると予算は際限なくかかってしまいます。やみくもに補強工事をしても効果がないケースもあるので、まずは許容できる被害限度を社内で合意し、コストに見合った効果がでるのか確かめることが重要です。

どこに、どんな被害がでるのか?
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耐震改修促進法に則って補強を行ったとしても、地震によってどこに、どんな被害が出るのか、具体的に想定がなければ、その対策が十分であるかを確認できません。
私たちは、起こり得る地震を仮定し、「継続して建物を使えるのか」や「設備に重大な被害があるのか」などの被害様相を可視化できます。

お気軽にご相談ください。
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工場の地震対策が思うように進まずお困りではありませんか?
耐震対策の専門チームが、問題整理と解決策をご提案します
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