地震対策の現場で起きている課題
▼
新耐震基準(1981年)以前に建てられた工場の
耐震性能に問題があるのはわかっているが、
そう簡単には耐震補強に踏み切れない。
──
古い工場では耐震補強など事前対策が有効です。しかし工場ならではの問題があり、対策への道は困難だらけです。
こんな課題で困っていませんか?
▼

耐震補強工事の見積もり、あまりに高額でびっくりした!
──
耐震補強の工事費は、工場の規模が大きくなるほど巨額になってしまい、予算が捻出できないという声をよくお聞きします。ただやみくもにIs値を高めるだけの補強に徹するのではなく、詳細なシミュレーションにより、許容できる被害とコストのバランスを考慮して効果的に対策していくことが大切です。

長期にわたる工期!そんなに設備を止められない
──
稼働率を上げるためフル稼働状態にした工場は、そう簡単にストップさせるわけにはいかないでしょう。また、運搬ルートや設備、配管などで施工できる箇所が限定されるといった施工上の制約も多く、補強計画が進まないということは多々あります。私たちは、工場を稼働させながら施工することができる外付けのダンパーを使用した制震工事など、従来の方法にしばられない提案をすることも可能です。

想定地震が来たらどうなるのか分からない
──
「南海トラフ地震」など、今後起こると想定されている地震に対して「うちの工場はどれくらいの損傷になるのか?倒壊するのか?」という疑問は当然あると思います。私たちは、想定地震の強さと立地地盤を考慮して建物の被害をシミュレーションすることでお客様の疑問に答えます。

改造・増築箇所が多く、建物が複雑化している
──
当初の確認申請時から改造や増築を重ねられ、複雑化した建物を利用している生産現場が多く見られます。私たちは、それぞれの増改築歴も確認しながら、地震・建築の専門家チームが、効果と実行性の高い補強案をご提案します。
構造計画研究所のご提案
▼

構造計画研究所がご提案するシミュレーションベースの耐震補強なら…
──
- 生産を止めない工法がご提案できます
- 効果の見える化・合意形成の促進ができます
- 補強後の耐震性のレベル決めが可能になります

お気軽にご相談ください。
──
工場の地震対策が思うように進まずお困りではありませんか?
耐震対策の専門チームが、問題整理と解決策をご提案します
関連コラム
-
制振工法による工場の補強対策
前回は、Is値を基準とした一般的な補強方法についてご紹介しま…
-
Is値を基準とした一般的な補強方法の問題点とは?
前回は、シミュレーションで何が分かるのか? について具体的な…
-
鉄骨工場の耐震シミュレーション|工場の補強対策にシミュレーションを活用
前回は、シミュレーションを活用した耐震設計の基本的な考え方に…