建物の地震対策


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古い工場では耐震補強など事前対策が有効です。しかし工場ならではの問題があり、対策への道は困難だらけです。

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耐震補強の工事費は、工場の規模が大きくなるほど巨額になってしまい、予算が捻出できないという声をよくお聞きします。ただやみくもにIs値を高めるだけの補強に徹するのではなく、詳細なシミュレーションにより、許容できる被害とコストのバランスを考慮して効果的に対策していくことが大切です。


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稼働率を上げるためフル稼働状態にした工場は、そう簡単にストップさせるわけにはいかないでしょう。また、運搬ルートや設備、配管などで施工できる箇所が限定されるといった施工上の制約も多く、補強計画が進まないということは多々あります。私たちは、工場を稼働させながら施工することができる外付けのダンパーを使用した制震工事など、従来の方法にしばられない提案をすることも可能です。


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「南海トラフ地震」など、今後起こると想定されている地震に対して「うちの工場はどれくらいの損傷になるのか?倒壊するのか?」という疑問は当然あると思います。私たちは、想定地震の強さと立地地盤を考慮して建物の被害をシミュレーションすることでお客様の疑問に答えます。


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当初の確認申請時から改造や増築を重ねられ、複雑化した建物を利用している生産現場が多く見られます。私たちは、それぞれの増改築歴も確認しながら、地震・建築の専門家チームが、効果と実行性の高い補強案をご提案します。


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  • 生産を止めない工法がご提案できます
  • 効果の見える化・合意形成の促進ができます
  • 補強後の耐震性のレベル決めが可能になります

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工場の地震対策が思うように進まずお困りではありませんか?
耐震対策の専門チームが、問題整理と解決策をご提案します

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